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その場で完成!Claude アーティファクト(Artifacts)で営業ダッシュボードを作成

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1. 数字を説明しなきゃいけないのに、スライドを作る時間がない…

「今週の数字、どうなってる?」
上司から突然Slackが飛んでくる。
手元にはExcelの数字はあるけど、グラフにまとめる時間はない。
かといって「先週比で103%です」と数字だけ返すのも味気ない。

あるいは、定例MTGの直前。
「先週の広告効果、グラフで見せてくれる?」
PowerPointを開いて、数字を入力して、デザインを整えて…
そんな時間、あと10分しかないんですけど。

もしくは、顧客訪問の前日。
「最新のトラフィック推移、明日の打ち合わせで見せたいんだけど」
正式な提案書を作るほどでもないけれど、口頭だけで説明するには弱い。
何か「見せられるもの」が欲しい。

営業の現場では、こんな場面が日常茶飯事です。

  • スライドを作るのは時間がかかりすぎる(レイアウト調整、デザイン、印刷準備…)
  • でも口頭だけでは説得力に欠ける(数字を並べても、相手の頭に残らない)
  • 印刷や配布が必要なほどフォーマルでもない(週次報告、軽い打ち合わせ、社内共有)

この「重すぎず、軽すぎず」のちょうどいい資料が、実は一番作りにくいんです。

そこで登場するのが、Claude アーティファクト(Artifacts)です。

2. Claude アーティファクト(Artifacts)なら「その場でダッシュボード」が作れる

Claude アーティファクトは、Anthropic社が提供するClaude AIの機能の1つです。
簡単に言えば、自然言語で指示を出すだけで、インタラクティブなWebページやダッシュボードを生成してくれる機能

たとえば「先週の売上データをダッシュボードにして」とプロンプトを入力すれば、数秒後には見栄えの良いダッシュボードが完成します。

どんなものが作れるのか?

Claude アーティファクトで作れるのは、以下のような形式です。

  • HTMLウェブページ:CSSとJavaScriptを含む、インタラクティブなページ
  • Reactコンポーネント:動的なグラフ、スライダー、ボタンなど
  • SVG図:ロゴ、アイコン、図表
  • Markdownドキュメント:構造化されたテキスト

営業資料として特に便利なのが、Reactベースのインタラクティブダッシュボードです。

「React」って何?(営業担当者向けの簡単な説明)

ここで「React」という言葉が出てきましたが、営業担当者には馴染みのない言葉かもしれません。
簡単に言えば、ボタンを押したりスライダーを動かしたりすると、画面が即座に反応して変わるウェブページを作る技術です。

たとえば、

  • スライダーを動かすと、グラフの数字がリアルタイムで変わる
  • ボタンを押すと、表示される情報が切り替わる

こういった「動き」を実現するのがReactです。

営業担当者は、Reactの仕組みを理解する必要はありません。
「動くダッシュボードが作れる技術」くらいの理解で十分です。

Claudeに自然言語で指示を出せば、裏側でReactを使って実装してくれます。

営業が使える自然言語プロンプト

「プログラミングなんてできない」という営業担当者も安心してください。
Claude アーティファクトは、こんな指示で動きます。

先週の売上データ(月曜80万、火曜95万、水曜110万、木曜88万、金曜120万)を棒グラフで表示してください。

目標は100万円で、達成日は緑、未達成は赤で色分けしてください。

HTMLファイルで出力してください。

これだけで、色分けされた棒グラフが完成します。

先週の売上データ

📊 先週の売上データ

目標:100万円 | 達成日は緑、未達成は赤で表示

目標 100万円
80万円
月曜
95万円
火曜
110万円
水曜
88万円
木曜
120万円
金曜
目標達成(100万円以上)
目標未達成(100万円未満)
目標ライン

コードを書く必要はありません。
営業が普段使っている言葉で、そのまま指示を出せばいいんです。

スライド不要、タブレット/PCでそのまま表示

作成されたダッシュボードは、HTML形式です。

つまり

  • タブレットやノートPCのブラウザで、そのまま表示できる
  • 印刷不要、画面を見せるだけ
  • リンクを共有すれば、相手のブラウザでも見られる

定例MTGでタブレットを開いて「今週の数字、こんな感じです」と見せる。
顧客訪問で「調べてきた競合情報、こちらです」とノートPCの画面を共有する。

そんな少しおしゃれな営業スタイルに最適な使い方が、数分で実現します。

3. 【実例1】週次報告ダッシュボード

では、実際にどんなものが作れるのか、具体例を見ていきましょう。

よくある週次報告の悩み

営業チームの定例MTG。

「今週の売上、目標に対してどう?」
「先週と比べてどう?」
「誰が一番売れてる?」

こういう質問に、毎週Excelの数字を読み上げるのは非効率です。

かといって、毎週PowerPointでグラフを作るのも面倒。

Claude アーティファクトで作る週次ダッシュボード

以下のようなプロンプトを入力します。

📌 プロンプト例

今週の売上データをダッシュボードにしてください。

**データ**
- 月曜: 80万円
- 火曜: 95万円
- 水曜: 110万円
- 木曜: 88万円
- 金曜: 120万円
- 目標: 1週間で500万円

**表示内容**
- 日別の売上を棒グラフで
- 目標達成率を大きく表示
- 累計売上の推移を折れ線グラフで
- 色は青系でおしゃれに

ブラウザで表示できるHTMLファイルとして出力してください。

すると、Claudeが以下のような要素を含むダッシュボードを生成します。

  • 大きな数字で目標達成率(「98.6%」など、一目でわかる)
  • 日別売上の棒グラフ(色分けされた見やすいグラフ)
  • 累計売上の折れ線グラフ(週の途中でどこまで到達しているかが分かる)
  • 余白とバランスの取れたデザイン(営業資料として見栄えする)
今週の売上ダッシュボード

📊 今週の売上ダッシュボード

2025年11月11日 – 11月15日

週間目標達成率
98.6%
累計売上: 493万円 / 目標: 500万円(残り7万円)
日別売上(棒グラフ)
80万
月曜
95万
火曜
110万
水曜
88万
木曜
120万
金曜
累計売上の推移(折れ線グラフ)
80 175 285 373 493 500万 250万 0万

数字を変えたいとき

「木曜日の数字、88万じゃなくて92万に修正して」とClaudeに伝えるだけで、グラフが即座に更新されます。
「グラフを選択して、データを編集して、再描画して…」という手間はゼロ。

実際の使用場面

  • 毎週月曜の定例MTG:週末にサッと作って、月曜朝に共有
  • 上司への報告:Slackで「今週の進捗です」とリンクを送る
  • チーム全体での共有:Notionやスプレッドシートに埋め込む

4. 【実例2】顧客向け効果測定レポート

次は、顧客向けの資料です。

「調べてきました」で見せる資料

広告運用の打ち合わせで、顧客から「先月の広告効果、どうだった?」と聞かれたとき。
正式なレポートを作るほどでもないけど、数字だけ口頭で説明するのも味気ない。

こんなとき、Claude アーティファクトが活躍します。

広告効果ダッシュボードのプロンプト例

📌 プロンプト例

広告効果の簡易レポートを作ってください。

**データ**
- クリック数: 12,500
- 表示回数: 450,000
- クリック率: 2.78%
- コンバージョン数: 320
- コンバージョン率: 2.56%
- 広告費: 85万円
- 売上: 640万円
- ROAS: 7.5倍

**表示形式**
- 主要指標を大きなカードで表示
- クリック率とコンバージョン率は円グラフで
- ROASは目立つように強調
- デザインは落ち着いたグレー系で

ブラウザで表示できるHTMLファイルとして出力してください。

これだけで、以下の要素を含むダッシュボードが完成します。

  • 主要KPIのカード表示(クリック数、コンバージョン数、ROASなど)
  • 割合を示す円グラフ(クリック率、コンバージョン率)
  • 広告費と売上の比較(視覚的に「儲かっているか」が分かる)
広告効果レポート

📈 広告効果レポート

2025年11月 キャンペーン実績

広告費用対効果(ROAS)
7.5倍
広告費85万円に対して売上640万円を達成
クリック数
12,500
表示回数
450,000
コンバージョン数
320
広告費
85万円
クリック率(CTR)
2.78%
クリック率
コンバージョン率(CVR)
2.56%
コンバージョン率

顧客の反応

「おお、分かりやすいですね」
数字の羅列ではなく、ビジュアルで見せることで、顧客の理解度が格段に上がります。
しかも、正式なレポートを作る時間がないときでも、5分あれば作れるのが強み。
「次回、ちゃんとしたレポート作りますね」という前提で、とりあえず今日の打ち合わせで見せる資料としては十分です。

5. 【実例3〜5】インタラクティブ事例集(Claudeの本領発揮)

ここからが、Claude アーティファクトの真骨頂です。
単なるグラフ表示だけでなく、インタラクティブな要素を持ったダッシュボードが作れます。

【実例3】ROI計算機(スライダーで数値変更)

営業提案で「導入したらどれくらい効果が出るか?」を顧客に示したいとき。

📌 プロンプト例

ROI計算ツールを作ってください。

**入力項目**
- 月間訪問数(スライダー、1,000〜100,000)
- コンバージョン率(スライダー、0.5%〜5%)
- 顧客単価(スライダー、5,000円〜50,000円)

**表示項目**
- 月間売上
- 年間売上
- ツール導入コスト(月額5万円)
- ROI(何ヶ月で回収できるか)

リアルタイムで計算結果が更新されるようにしてください。

ブラウザで表示できるHTMLファイルとして出力してください。

すると、以下のような計算ツールが完成します。

  • スライダーを動かすと、リアルタイムで計算結果が更新される
  • 「月間訪問数を増やすと、売上がどう変わるか」が一目で分かる
  • 顧客が自分で数字をいじって、納得感を得られる
ROI計算ツール

💰 ROI計算ツール

スライダーを動かして、導入効果をシミュレーション

月間訪問数 50,000
コンバージョン率 2.5%
顧客単価 25,000円
計算結果
月間売上
0万円
年間売上
0万円
ツール導入コスト
5万円/月
月間純利益
0万円
投資回収期間(ROI)
スライダーを調整してシミュレーション

これは、静的なスライドでは絶対に実現できない体験です。

【実例4】商談プロセス可視化(ステップ展開)

「商談のどの段階で、何をすべきか?」を可視化したいとき。

📌 プロンプト例

商談プロセスのステップ図を作ってください。

**ステップ**
1. 初回接触(課題ヒアリング)
2. デモ実施(ツール紹介)
3. 提案書提出(見積もり)
4. クロージング(契約)

各ステップをクリックすると、詳細が表示されるようにしてください。

ブラウザで表示できるHTMLファイルとして出力してください。

すると、

  • ステップごとのボタンが表示される
  • クリックすると、そのステップの詳細説明が展開される
  • 「今どのステップにいるか」が視覚的に分かる
商談プロセス可視化

🔄 商談プロセス可視化

各ステップをクリックすると詳細が表示されます

1
初回接触
課題ヒアリング
2
デモ実施
ツール紹介
3
提案書提出
見積もり
4
クロージング
契約
ステップをクリックして詳細を表示

新人営業の教育資料や、社内での標準プロセス共有に使えます。

【実例5】競合比較ツール(チェックボックス切替)

複数の競合製品を比較するとき。

📌 プロンプト例

競合比較ツールを作ってください。

**製品**
- 自社製品A
- 競合B社
- 競合C社

**比較項目**
- 価格
- 機能数
- サポート品質
- 導入実績

チェックボックスで製品を選択すると、選んだ製品だけが比較表に表示されるようにしてください。

ブラウザで表示できるHTMLファイルとして出力してください。

すると、

  • 顧客が興味のある製品だけを選んで比較できる
  • 「全部見せられても困る」という課題を解決
  • 顧客自身が操作することで、納得感が高まる
競合比較ツール

⚖️ 競合比較ツール

比較したい製品を選択してください

製品を選択
比較項目 自社製品A 競合B社 競合C社
価格 月額 5万円
最安値
月額 7万円
標準
月額 8万円
標準
機能数 120機能
最多
95機能
豊富
80機能
標準
サポート品質
24時間対応
平日9-18時
平日10-17時
導入実績 1,500社
業界トップ
800社
実績豊富
300社
標準

6. 実際に作ってみた:プロンプトと注意点

ここまで見てきて「本当にそんな簡単にできるの?」と思った方もいるでしょう。
実際にやってみた経験から、コピペできるプロンプト例よくある失敗をお伝えします。

テンプレートから始める(初心者におすすめ)

📌 おすすめテンプレート

Claude アーティファクト テンプレート画面
  • プロジェクトダッシュボードジェネレーター
  • CSVデータ可視化ツール

テンプレートの使い方(Remix機能)

  1. 上記のリンクをクリックして、テンプレートを表示
  2. 「カスタマイズ」ボタンをクリック
  3. 自分のチャット内にコピーされる(この時点でプライベート)
  4. 自社のデータに差し替えて改修

🔒 プライバシーは保護されます(重要)

「カスタマイズ」したテンプレートは、あなたのチャット内にコピーされ、自動的にプライベートになります。

つまり、

  • 社内の売上データを入力しても、他人には見えない
  • 顧客情報を含めても、公開されることはない
  • 明示的に「公開」ボタンを押さない限り、完全にプライベート
Claude アーティファクト テンプレート編集画面

営業担当者が気にする「情報漏洩リスク」はありません。
安心してテンプレートを活用してください。

必ず「HTMLファイルで出力」を指定する

Claudeにダッシュボードを作ってもらう際は、必ず末尾に「HTMLファイルとして出力してください」と追記してください。
この一文がないと、コードがそのまま表示されてしまい、ブラウザプレビューが起動しません。

正しい指示

売上ダッシュボードを作ってください。

(データや表示内容の指定)

HTMLファイルとして出力してください。

不十分な指示

売上ダッシュボードを作ってください。

(データや表示内容の指定)

← HTMLファイル指定なし

コピペできるプロンプト例

📌 【基本形】シンプルな売上ダッシュボード

売上ダッシュボードを作ってください。

**データ**
- 4月: 300万円
- 5月: 350万円
- 6月: 420万円
- 目標: 月400万円

**表示内容**
- 月別売上を棒グラフで
- 目標ラインを赤い点線で
- 目標達成月は緑、未達成は青で色分け
- 全体的に見やすいデザインで

ブラウザで表示できるHTMLファイルとして出力してください。

📌 【応用形】インタラクティブな計算ツール

見積もり計算ツールを作ってください。

**入力項目**
- 利用人数(スライダー、1〜100人)
- 契約期間(ドロップダウン、1ヶ月/6ヶ月/12ヶ月)

**計算ロジック**
- 基本料金: 1人あたり月5,000円
- 6ヶ月契約: 10%割引
- 12ヶ月契約: 20%割引

**表示内容**
- 月額費用
- 契約期間の総額
- 割引額(あれば)

リアルタイムで計算結果が更新されるようにしてください。

ブラウザで表示できるHTMLファイルとして出力してください。

デザインのコツ

色指定は具体的に

「青系で」だと、Claudeが選ぶ青が意図と違う場合があります。

メインカラーは #2563eb(青)、アクセントは #10b981(緑)で

余白を意識する

カード間の余白を広めに取って、窮屈に見えないようにして

フォントサイズを指定

タイトルは大きく(32px)、数値は太字で(24px)

よくある失敗と改善策

失敗例1:データが多すぎて見づらい

過去12ヶ月の日別データを全部グラフにして

→ グラフが細かすぎて、何も読み取れない

改善策

週次データにまとめて、過去3ヶ月分だけ表示して

失敗例2:いきなり複雑なインタラクティブ機能を作ろうとした

スライダーを動かすと計算結果が更新されるツールを作って

→ スライダーは表示されたが、動かしても数字が変わらない

⚠️ なぜ失敗したか

非エンジニアが最初から「スライダーで数値を変えると自動計算される」といった複雑な機能を作ろうとすると、失敗しやすいです。
Claudeは裏側でReactという技術を使ってインタラクティブな機能を実装しますが、プロンプトが曖昧だと、正しく動かないことがあります。

改善策

まずは静的なダッシュボードから始めてみましょう。

営業担当者には、以下の順番をおすすめします

  1. まずは静的なダッシュボードを作る(実例1, 2のような、数字とグラフを表示するだけ)
  2. 慣れてきたら、シンプルなインタラクティブ要素を追加(ボタンで表示切替など)
  3. 最終的に、計算ツールのような複雑なものに挑戦

最初から完璧を目指さず、まずは「数字を見やすく表示する」だけでも十分価値があります
インタラクティブな機能は、必要になってから追加すればOKです。

失敗例3:グラフの数値と位置がずれる

売上データをグラフにして

→ 目標ラインと棒の高さが合っていない

改善策

最初から完璧を求めず、段階的に修正する前提で進める

目標ラインが棒と被っています。修正してください。

と具体的に指示。

失敗例4:色の視認性が低い

自社製品を目立たせて

→ 水色のハイライトで全然目立たない

改善策

視認性が低いです。もっと目立つ色に変更してください

と再指示。
色の具体的な指定(例:「黄色系」「オレンジ系」)も有効。

AIとの壁打ちと同じで、1回の指示で完璧なものが出来ることはまずありません。
修正を重ねることを前提に、具体的に「ここがおかしい」と指摘をすることで、短時間で仕上げることができます。

7. できないこと・注意点

ここまで読んで「Claudeすごい!これで全部解決じゃん!」と思った方。
ちょっと待ってください。
Claude アーティファクトには、できないこともあります。

PowerPoint出力は不可(その場表示専用)

Claude アーティファクトで作ったダッシュボードは、HTML形式です。

つまり、

  • PowerPointファイル(.pptx)としてダウンロードできない
  • Google スライドにエクスポートできない
  • 印刷前提の資料には向かない

「正式な提案書として印刷して配布する」という用途には使えません。
あくまで、タブレットやPCの画面で見せることが前提です。

印刷前提の資料には不向き

HTML形式なので、印刷すると

  • レイアウトが崩れる
  • 色が正しく出ない
  • インタラクティブ要素が機能しない(当たり前ですが)

「資料を配布して、後で見返してもらう」という使い方には向きません。

フォーマルな商談には従来のスライドを

「役員向けの提案」「大型案件のプレゼン」「印刷して配布する資料」
こういう場面では、やはり従来通りPowerPointやGoogle スライドで、きちんとした資料を作るべきです。

Claude アーティファクトは、

  • 非フォーマルな打ち合わせ
  • 社内の定例MTG
  • 「ちょっと数字見せて」レベルの報告

こうした場面で威力を発揮します。

外部データとの連携は制限あり

Claude アーティファクトは、外部APIへの直接アクセスができません

つまり、

  • Google アナリティクスのデータをリアルタイムで取得
  • Salesforceの商談データを自動で反映

といった連携は、基本的にできません。

データは、手動で入力するか、コピー&ペーストする必要があります。

ただし、有料プラン(Pro/Max/Team/Enterprise)では、MCP(Model Context Protocol)統合により、Google カレンダー、Slackなどの外部サービスに接続できる機能が追加されています。

とはいえ、営業現場の「今すぐ見せたい」ニーズには、手動入力で十分対応できます。

料金プランについて

Claude アーティファクトは無料プランでも利用可能ですが、利用制限があります。

  • 無料プラン:基本機能は使えるが、メッセージ数に制限あり
  • 有料プラン(Pro/Max):より多くのメッセージ送信が可能

💡 実践的なアドバイス
複雑なダッシュボードを何度も修正する作業は、メッセージ数を消費します。
無料プランで試す場合は、シンプルなものから始めることをおすすめします。

別のアプローチ:Gemini Canvasも選択肢に

Claude アーティファクトが「なんか合わないな」と感じたら、Gemini Canvasも試してみてください。
Geminiは特にGoogle ドライブやスプレッドシートとの連携が得意なので、Google Workspaceをメインで使っている方には相性がいいかもしれません。
データの可視化という目的は同じでも、アプローチがちょっと違うので、両方試してみて、自分に合う方を選ぶのがおすすめです。

8. まとめ:「数字を語るビジュアル」はClaudeで作る

営業の現場では、

  • スライド作成は時間がかかりすぎる
  • でも口頭だけでは説得力に欠ける

この板挟みが、日常茶飯事です。

Claude アーティファクトは、その間を埋めてくれるツールです。

スライド作成の重さと口頭説明の弱さの間を埋める

  • 数字を入力するだけで、おしゃれなダッシュボードが完成
  • タブレット/PCでそのまま表示、印刷不要
  • インタラクティブな要素で、顧客の納得感を高める

正式な提案書を作るほどでもないけど、何か「見せられるもの」が欲しい。
そんなとき、Claude アーティファクトが活躍します。

非フォーマルな商談での活用

  • 週次報告:毎週の定例MTGで数字を可視化
  • 顧客への情報提供:「調べてきました」で見せる簡易レポート
  • 社内共有:上司やチームメンバーへの進捗報告
  • ROI計算:顧客が自分で数字をいじって納得できるツール

「これ、便利かも」と思ったら、まずは小さく試してみてください。

次のアクション

ステップ1:Claudeにアクセス

ステップ2:簡単なダッシュボードを作ってみる

本記事で紹介したプロンプト例をコピーして、実際に試してみてください。

ステップ3:自分の業務に応用

週次報告、顧客向け資料、社内共有など、実際の業務で使ってみてください。

結局のところ、営業の現場では、完璧な資料よりも、今すぐ見せられる資料の方が価値があることも多いです。
Claude アーティファクトは、その「今すぐ」を実現してくれます。
「スライド作る時間ないけど、数字見せなきゃ…」
そんなとき、Claude アーティファクトを思い出してください。

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