1. 2025年5月19日発表 Microsoft Build 2025
開発者向けイベントのBuild 2025で、MicrosoftはAIのエージェント化を推進させる取り組みを多数発表してきました。
中でもAlrightが着目した発表は、MCPのサポートとNLWebというWebサイト向けの新技術です。
MCPは、Claudeで知られるAnthropicが提唱した、AIが様々なデータシステムに簡単に接続できるための規格です。
このMCP陣営にMicrosoftが加わるということは、AIがWindows内のアプリケーションにアクセスできるようになるということを意味しており、さまざまな営業業務が大幅に改善される可能性を秘めています。
NLWebは、従来のHTMLに変わるWebサイト構築の仕組みで、WebサイトにAIを組み込み、AI間での情報の橋渡しを実現しようという試みのようです。
AIのサーチ技術が日々進歩している中で、情報を伝達する側も新しい受け皿を用意する必要があるのかもしれません。
参考:https://news.microsoft.com/build-2025-book-of-news/ja/
2. 2025年5月21日発表 Google I/O 2025
Googleの年次開発者向けイベントであるI/O 2025では、最新のGeminiモデルの発表の他、新しいAIの課金プラン、メディア生成系ツールの「Veo 3」「Imagen 4」「Flow」等の紹介など、Googleらしさ溢れるAIツールが多数紹介されました。
Alright的には、先日SNSでも紹介したカメラ越しにAIと会話ができる「Gemini Live」、そして3Dビデオ通話の「Google Beam」あたりが非常に気になるサービスです。
従来の文字情報から、より直感的でリッチなコミュニケーションが可能な音声や映像へとAIの利用方法をシフトさせようという試みが、なんともGoogleらしいというか、さすがな内容です。
今回のアップデートに伴い、サブスクリプションも少し変更になっていますので、このあたりは改めて記事としてご案内します。
参考:https://blog.google/intl/ja-jp/google-io-2025/
3. 2025年5月22日発表 Anthropic Code with Claude
Claudeで知られるAnthropicが開発者向けイベントで最新モデル「Claude Opus 4」と「Claude Sonnet 4」を発表しました。
競合であるOpenAIのChatGPTやGoogleのGeminiのアップデートに追随する形で、Claudeも新型モデルが投入されましたね。
まだAlrightでは未検証の内容ですので、今後情報が蓄積次第、改めてご案内させていただきます。
Claudeといえば、MCPのお膝元ということで、そのあたりにも今回のアップデートがどのような影響を与えているのか気になるところです。